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という、とあるスポーツサイトで見かけた見出しに、
心がとってもシラけていることに気付いた。 5・6年前から日本のプロ野球にはほぼ興味が無くなり、 松井秀喜がヤンキースに移籍してからはまったく興味が無くなり、 昨年のストライキ問題でむしろウザくなった。 なぜか? 日本のプロ野球の問題点が、 今の日本の社会の問題点をあまりにも鮮明に表しているからだ。 昨年のストライキの時、選手達は勇気を持って立ち上がったとは思う。 でも何も変わらなかった。 ファンも立ち上がった、ように見えた。 でも“ごっこ”だった。 そりゃあ昔に比べたら観客数が落ちているかもしれないが、 まだあれだけの観客がスタジアムに足を運んでいる。 その人たちが何を考えているのか、まったく理解できない。 スポーツとして、野球は好きだ。よくできたスポーツだとも思う。 野球を観るなら球場で観るに限る、とも思う。 でも、その野球が行われている背景を見ないフリをして、 ただゲームだけを楽しむなんて自分にはできない。 昨年のストライキの時に、ヤクルトの古田が『すぽると』で号泣していた。 古田はファンに励まされて泣いていたのでもなく、 悔しくて泣いていたのでもなく、 日本のプロ野球界の現状が絶望的だということが分かっているんだと思う。 本当に重い重い涙だった。 そしてそれが日本のプロ野球界の現実だ。 日本の野球界のトップであるプロ野球のこの体質は、 結局、野球というスポーツをやっている人間全般にも伝播していると思う。 学生の頃、野球部の人たちを見ていつも思っていた。 度を超えた封建的な上下関係、他のスポーツをやっている人間に対する態度、 スポーツではなく、1つの「野球」というジャンルの中でしか生きていない、という感じ。 もちろん、そうじゃない人もたくさんいる、ということは分かっている。 ----------------------------------------------------------------- というところまで昨日書いていた。 その矢先に明徳義塾の甲子園出場辞退問題。 こんなこと、普通の野球部ならどこでもやっている事だろう。 そもそも「プロ野球の悪は読売」的な風潮は最近になってやっと顕著になってきたが 「高校野球の悪は朝日&高野連」なんて話しはどこにも出てこない。 なぜだ!? 体の出来ていない高校生にこの暑い中、連戦・連投させておきながら、 「青春!熱闘!」的な煽りで自社の宣伝に利用している朝日、 そして各学校の宣伝に利用している高野連は 少なくとも読売と同レベル以上のタチの悪さではないか? 今の高野連など消えるべきだし、プロも1度解体すべきだ。 そして、プロから子供までを統括する1つの機構を作って、 大企業のいいようにされない、よく言われるローカルなチームを作っていくべきだ。 抜本的に改革しないと本当に野球はダメになってしまうし、 この野球が日本人の「思考停止」を増長させ続ける、と思う。
by masashi10034
| 2005-08-05 10:11
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