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決勝はどちらが勝つにしろ「ジダンを中心としたドラマになる」とは思っていたが、 まさか“頭突き”とは…。 月曜の朝方に、あのジダンの退場劇は正直言って切なかった。 自分はスカパーに入った当時、スペインリーグのサッカー自体にまず衝撃を受け、 R・マドリーに移籍したばかりジダンのボールタッチに驚愕した。 本当にジダンを見ているだけで約2時間(1試合)楽しめるのだ。 そして、シーズンを通してみると 彼にああいう(今回のような“キレる”)部分がある、というのもリアルにわかった。 でも、彼のボールタッチはサッカーファンを黙らせ、 “ああいう部分”を忘れさせてしまうくらい美しい。 自分がリアルタイムで観ている選手では全盛期のジダンがダントツだ。別格。 確かに、ファンに愛されるサッカー選手って、美しさと愚かさを併せ持っていて その魅力には抗えない。 マラドーナ、カントナ、ガスコイン、ロイ・キーン、今で言えばルーニー、C・ロナウドとか。 でも、こともあろうにW杯決勝、しかも引退試合でまさかあんな事ってあり得るのか!? マテラッツィに何を言われたのかはわからない。 キレる寸前までは談笑していたように見えたし。 そして何が切ないって、 ジダンの退場を目の当たりにしてまた日本サッカーの事を考えてしまっていた。 よく聞く言葉がある。 「日本には“エゴイスト”がいない。“エゴイスト”は育たない。 だから日本のストライカーはダメなんだ。」 と。 でも、エゴイスティックな部分と今回のジダンのような暴挙は、無関係ではないと思う。 彼の花道を飾ろうと、チームは彼を盛り立てた。 でも結局、ジダンはそのチームのためにでなく、自分勝手に自らの引退ロードを闘っていたのだ。 …と思ってしまう自分はなんて日本人なんだ…、ともう1人の自分が言う。 個の心の強さのレベルが低すぎる、 というのは今回の日本代表でイヤと言うほど知ったじゃないか。 “エゴイスティック”と“強さ”は紙一重で、 日本人もあれくらいの気持ちがあってもいいんじゃないか? …でも、自分はW杯で日本の選手にあんな愚かなことを絶対にして欲しくない。 自分は個人的に柳沢を、日本人FWのある意味での完成型として、 心の底からいい選手だと思っている。 じゃあ日本人の持つべき“強さ”って何なんだ。 “エゴイスティック”ならまだしも“強さ”だって 日本代表は受け入れることができなかったじゃないか。 結局、社会自体が変わらないとサッカーが変わるなんてありえない。 サッカーだけが日本の中で優れている、なんてありえないんだ…。 とか、月曜の早朝から悶々と…。 イタリアは感動的なくらいに強かったけど、 個人的にはどこか釈然としない感じを残して終わったW杯。 そしてそのイタリアだってW杯が終われば例の“八百長疑惑”でしっちゃかめっちゃかだ。 さらに、今回のW杯は日本にとって、 そして自分個人にとっても“反省材料”でしかなかった、という圧倒的事実…。 結局、地道に、誠実に、コツコツと努力するしかないのだ。 サッカーも、人生も。 …ってどんな結論だよ。
by masashi10034
| 2006-07-10 17:46
| Football
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