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あれだけデコボコのピッチで行われる国際公式戦を観るのは初めてだ。
石川県社会人リーグで使用するピッチよりもヒドい。 まあ、後半ロスタイムに我那覇が代表初ゴールを決め アウェイで0-1と勝利をおさめたわけだが、 ハッキリ言って目先の勝利などどうでもよい。 オシムのサッカーがしっかり浸透するには2・3年はかかる。 選手はもっともっとリスクを冒すべき。 ジェフ千葉だっていきなり強くなったわけではないんだし。 それにしても 「鈴木は日本のマケレレだ。…これはマケレレを褒めているのだ。」 とオシムならではの言い回しで絶賛(自分はそういうふうに受け止めている)された鈴木が なかなか伸び伸びやっている。 この鈴木とオシムの申し子・阿部の関係がとてもおもしろい。 基本2バック(現状はトゥーリオ、坪井コンビ)で、 相手の陣形や状況に応じてボランチの選手が立ち替わりDFに回るチームなんて 代表チームではおそらく今の日本代表だけだ。 ジーコはアテネ世代をあまり信用していなかった。(冷遇、といってもよいと思う。) それが、チームコンセプトが今の代表とよく似ていたアテネ五輪代表で中心だった阿部と、 当時、オーバーエイジ枠で招集された小野伸二の煽りを喰らって五輪代表から漏れた鈴木が 今の代表の肝になっている、というのは何たる皮肉か。 まあピッチの影響もあって正直、面白い試合ではなかったと思うが、 感覚とセンス+個の技術力のサッカー(前代表)から チームで点を獲るための考えるサッカー (現代表、自分は間違っても“考えて走るサッカー”とは言いません。)へのモデルチェンジが、 逆に選手それぞれの人間性を浮かび上がらせている、と感じるのは自分だけだろうか。 これは極めて個人的にとても新鮮な驚きでありまさに目から鱗、だった。 オシムは監督就任会見で「日本を日本化する。」と言った。 自分は決してジーコのやり方が間違っていた、とは思っていない。 “巧い選手”だけで“良いサッカー”が出来るのか否か、というのは 草サッカーでもプロでも、サッカーにまつわる永久の謎だ。 その謎に挑むことは、決して否定してはいけないことだと思う。 でも、オシムは“巧い選手”よりも確実に“良い選手”を選んでいる。 それ自体が強烈な「オシムの言葉」だ。 日本サッカー界を取り巻く全て、 協会、現場、メディア、そして自分も含めたファンに対しての。
by masashi10034
| 2006-09-07 19:24
| Football
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