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何となく今まで書いたことがなかったのだが実は我が輩、かなりの「相撲好き」である。
…とデーモン閣下風に言ってみました。 (それにしてもNHKの大相撲中継で実況アナウンサーが解説のデーモン小暮を フツーに「閣下」と呼んでいるのがおもしろい。) もちろん、自分史上最強の力士は第58代横綱・千代の富士。 他にも大徹、旭富士、琴錦、貴ノ浪などがお気に入りだった。 自分が物心ついた時に千代の富士はもう横綱を張っており、 本当に強くて、なぜあの体で見た目にも体重的にも2倍はあろうかという 大乃国や小錦なんかをブン投げられるのか、 同じ人間とは思えず小さい頃はホントに「超人」みたいな目で観ていた。 あの千代の富士が若き日の貴乃花(当時は貴花田)に敗れ引退を決意し、 「体力の限界っ……、気力も無くなり……」 と声を詰まらせながらのぞんだことで有名な引退会見のインパクトは 胸の中にしっかり残っている。 で昨今の相撲界。 最近「こりゃ強いなあ…」と目をつけていた把瑠都が左膝の負傷で休場したのは残念だが 外国人力士が上位を占める中にあって日本人力士、 しかも地元力士の活躍を喜ばずにはいられない。 今場所3日目にして大関・白鵬と横綱・朝青龍を撃破した元大関・出島の頑張りの 何と素晴らしいことか! 彼の素晴らしさは業師全盛の最近の相撲界において、 押し相撲一本、自分の取り口にこだわり続けるその姿勢だ。 当然、相手も出島が何をしてくるかは分かっているし、 一場所十五番の内のおそらく半分近く、 六〜七つの取組みにおいて相手力士は立ち合いで変化する。 その場合、大抵は相手の変化についていけず出島は土俵に両手をつくことになる。 もし立ち合いで当たることができた場合でも、 真っ直ぐ突っ込んでいく出島は土俵際でいなされることも多い。 (全盛期はそのまま相手を押し出せたから大関にまで登り詰めたのだが。) でも、止めないのだ。 押し相撲を。 出島はもう、かなりのベテランの部類に入る。 十両に落ちればおそらく引退だろう。 それでも、相手に自分の取り口を読まれていても、 自分の相撲で取組を続ける出島の姿を“生き様”と言わずして何と言おうか。 …と昨日の朝青龍戦、現役最強力士をものの見事に 完璧な自分の相撲で土俵から押し出したニュース映像を観て 密かに胸を熱くしていたのだった。 ちなみに数年前、実際に大相撲名古屋場所を観戦する機会があって その美しさに(色彩的にも様式的にも)かなり感動したのだけど、 実際に見た出島の肌の色の美しさはダントツで群を抜いていた。 土俵にはそれほど近い席ではなかったのだけど、 その時に見た土俵と、行司の着物と、出島の肌とまわしの紺色とのコントラストは 理屈抜きで本当に綺麗だった。 もちろん自分の取り口を貫く点も美しいけど、 ビジュアル的な点においても間違いなく現役最高に美しい力士だと思う。出島は。
by masashi10034
| 2007-01-10 18:17
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