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『PRIDE.33』!2回目のラスベガスでの開催!
アメリカでの公開練習で五味やマッハが大喝采を浴びた、 という情報を聞いただけでかなり嬉しくなってくる。 PRIDEミドル級タイトルマッチ、ヴァンダレ・シウバvsダン・ヘンダーソンや ショーグンvsオーフレイム、久しぶりのハリトーノフ参戦、五味のアメリカ初上陸など、 いろいろと注目点はあるのだが、 個人的に注目しているのはアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラvsソクジュだ。 このホジェリオの対戦相手・ソクジュは PRIDE初、カメルーン出身のアフリカンファイターだ。 他のスポーツでは何十年も前からアフリカンの活躍が目覚ましいが、 総合格闘技でアフリカンの能力が発揮されはじめたのはここ最近、 K-1でのオロゴン兄弟の活躍を見てもわかるように、 アフリカンの格闘技での潜在能力は凄い。 そしてこのソクジュのコメントがまた最高! 「確かに(自分は)総合格闘技の試合数は少ないけど、 オレはこれまで、ジャングルでライオンやキリンと闘ってきたんだ。」 「人間相手の総合格闘技は簡単だ。なぜなら負けても殺されはいないだろう。 でも、ジャングルでのルールは違う。 負けたら彼らの胃袋に入ってしまうんだからな。」 「ホジェリオは強い。それは間違いない。 でも、いくら強いといってもキリンよりは弱いだろ。」 ス、スゴイ…。 でも、口だけではない。 彼は元・柔道家で、2003年に日本の“幻の金メダリスト”篠原信一に判定勝ちしている。 さらには彼の師匠であるダン・ヘンダーソンもその実力に太鼓判を押している。 う〜ん、幻想が膨らむぜ! ちなみに、PRIDEのアメリカ大会の雰囲気が凄くいい。 アメリカ人の気質にもよるのだろうけど、会場の空気が“陽”なのだ。 日本国内の場合、とくに地上波がなくなってからのPRIDEの会場の雰囲気は、 前にも増して“陰”。 まあ、自分みたいなヲタばかりが集まればそれも仕方無いのだが、 イベントとしてはやはり、そのへんの“陽”“陰”のバランスは大事だ。 そういうところに地上波撤退の影響が確実にある。 それともう1つ、上記の話と関連するところなのだが、 日本のファンが当たり前のように観ているPRIDEというイベント全体にアメリカ人は、 ジャパニメーションとかマンガのような、ジャパニーズテイストを感じて それも含めて楽しんでいるように思う。 これは、とっても誇らしい。
by masashi10034
| 2007-02-23 11:52
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