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欧州CL、いよいよ決勝である。
両チームの戦術が興味深い。 まずミラン。 個人的にはジラルディーノとインザーギの2トップの方が 対戦相手としてはいやらしいのでは?とずっと思っていたのだが、 アンチェロッティ監督ははずっとジラルディーノの1トップにこだわってきた。 そしてそれが功を奏している。 カカが絶賛大爆発中だからである。 カカが点を獲りまくっていることによりこの1トップは成立し、 1トップだからこそ中盤の人数を1人増やせる。 その中盤のアンプロジーニのディフェンス力は、実はミランの中盤の肝だ。 そしてリヴァプール。 こちらは基本的に4-4-2のイングリッシュ・スタイルがベースなのだが ラインをコンパクトに保つプレッシングサッカーで、サイド攻撃を重視する。 選手の顔ぶれも国際色豊かだが、そのサッカー自体もハイブリットだ。 ベニテス監督は対戦相手によって 微妙に闘い方や選手、フォーメーションを変える。 そしてその変え方が絶妙なのである。 個人的には今、世界で一番采配が洗練されている監督だと思う。 2トップはベラミーかクラウチが、カイトと組む。 ベラミーの場合はスピード、クラウチの場合は高さ。 どちらがスタメンになるかによって、 リヴァプールがどういう姿勢で試合に入るのかが分かる。 野暮な予想を立ててみる。 サイドのリヴァプール、中央のミラン、という展開になるだろう。 ミランはサイドにMFを置いていない。サイド攻撃はSBがやるのだ。 一方、リヴァプールはほとんどの場合、サイドにMFが張っている。 リヴァプールがサイドで数的優位を作りそこを攻めてくるのは目に見えている。 ミランの両SBは、ユナイテッド戦のようには攻め上がれないだろう。 ミランの攻撃はやはり、カカ。 今のカカは分かっていてもそうは止められない。 リヴァプールのCB、キャラガー&アッガーの我慢、 ミランの中盤のディフェンス(いかにサイドをカバーするか)、 ハイブリット・フットボールvs“カカ”システム、 この勝負だ。
by masashi10034
| 2007-05-23 11:05
| Football
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