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今日の夜中(正確には日本時間26日午前3:30)、
いよいよヨーロッパNo.1クラブが決まる。 大方の予想は圧倒的にACミランの勝利だろうが、リヴァプールが勝つに決まっている。 というか勝つべきだ、というか勝って欲しい、というか勝つといいなぁ、 というか、がんばれ! そもそもスペインのデポルティーボ・ラ・コルーニャというチームが 好きだったんだけど、 スカパーがスペインリーグの放送権をWOWOWにとられてしまってから、 毎週見れるセリエA、プレミアリーグ、エールディビジ、ブンデスリーガ、Jリーグで、 自分好みのチームをずっと探していた。 そしてやっと見つけたのが、今シーズンのリヴァプール。 まず、シーズン前の補強がイカしてた。 財政難と本人の希望により、 エースのマイケル・オーウェンをレアル・マドリーに放出、 しかしチームの魂、スティーヴン・ジェラードは何とか引き止めた。 監督は元バレンシアのスペイン人監督ラファエル・ベニテスを連れてきた。 プレミアリーグ初のスペイン人監督というのが何とも魅力的だった。 そして1番シビれたのが、 スペインのレアル・ソシエダからシャビ・アロンソを獲得したことだ。 中盤の深い位置から長・短・早・遅のパスを変幻自在に操ってゲームを作る、 個人的には世界最高のパサーだと思う。世界一好きな選手だ。 その他にもルイス・ガルシア、ジブリル・シセなど気の利いた選手補強をした。 さらに自分の琴線にふれたのが、多国籍軍だということだった。 個人的なベスト布陣でいくと、 バロシュ(チェコ) リーセ(ノルウェー) ルイス・ガルシア、シャビ・アロンソ(スペイン) ジェラード、キャラガー(イングランド) ハマン(ドイツ) トラオレ(フランス) ヒッピア(フィンランド) フィナン(アイルランド) デュデク(ポーランド) なんと11人で9ヵ国! 他にもいつ試合に出てもおかしくないメンバーとして、 ペジェグリーノ(アルゼンチン)[CLには出れないが] キューウェル(オーストラリア) ビシュチャン(クロアチア) などがいる。PEACE! ちなみにCLには出れないがモリエンテスもいる。 これは本当に、自分の勝手なフェチズムなんだけど、何故か多国籍軍が好きだ。 で今シーズンのリヴァプール、どんなプレイ内容かというと、 シーズン当初はコンビネーションの問題もあってなかなか機能しなかったのだが、 徐々に、スペインサッカーとイングランドサッカーが見事に融合した、 テクニカル&ダイナミックなハイブリットサッカーをするようになった。 中盤を操るシャビ・アロンソの正確な高速パスは、 イングランドのスタイルにも見事なくらいハマり、 彼がいることによってジェラードは気兼ねなくゴール前に飛び出していける。 リーセの左足はますます強烈だし、 ルイス・ガルシアのテクニックはチームにとって程良いアクセントになっている。 ハマンのセットプレイは強力な武器だし、 1トップにはEURO2004得点王、ミラン・バロシュ。 もともと守備は堅いし、とにかくステキな攻撃なんだって! どうやって勝ち上がって来たのかを書くと、 個人的な思い入ればかりになるので(すでに思い入ればっかりだが…)遠慮するが、 1つ言えるのは彼らのサポーターは、紛れもなく世界最高のサポーターだ。 大穴・リヴァプールがここまで勝ち上がってきた理由には、 このサポーターの存在は大きい。 実は、リヴァプールのサポーターといえば、 イングランドのサポーターが「フーリガン」と呼ばれるようになった元凶だ。 1985年、ベルギー・ブリュッセルでのCL決勝、 リヴァプールvsユヴェントスの試合で、 暴徒化したリヴァプールサポーターがユーヴェの応援席になだれ込み、 死者39人を出した「ヘイゼルの悲劇」と呼ばれる大事故を起こしたのが、その原因。 その後5年間、イングランドのクラブは国際大会への出場を禁じられ、 イングランドサッカー自体が、国際的に大きな後れをとり、 90年代、イングランドは完全に低迷した。 (最近、やっと盛り返してきたところだ) 自分にも知識としてこの事があって、 「相当ワルい奴らなんだろうなぁ…」という先入観があった。 が今シーズン、リヴァプールの試合をできるだけ追っかけてきて1つ思ったのは、 彼らは世界のどこのサポーターよりも自分のチームを愛している、という事だ。 対抗できるのはボカ(アルゼンチン)のサポーターくらいではないか? ホームスタジアム、アンフィールドで試合が行われる時には、 試合前に必ず「You Will Never Walk Alone」という曲が歌われる。 これが本当に鳥肌モンで、ジーン…とする。 とにかく熱いのだ。そして愛らしい。 あんな大惨事を起こした奴らなのに、どうしても憎めないのだ。 今年のCLのグループリーグ最終戦、 奇跡的な大逆転でオリンピアコスに勝って決勝トーナメントに進んだ試合、 準決勝、ホームであのチェルシーに勝った試合なんかは、 まさしくあのサポーターが勝たしてくれた試合だ。 ゴールが決まった瞬間、 地震が起きたようにカメラがガタガタ揺れるんですよぉぉぉ〜!(ターザン山本風) …取り乱しました。 とにかく、イカした奴らだ。 でも今日の試合はトルコ・イスタンブールで行われる。彼らはいない。 しかもトルコって、自分の記憶によると親イタリアで反イングランドなはずだ。 ちょっとしたアウェイみたいになるかもしれない。 せっかく多国籍軍なんだから、トルコの選手も獲っときゃよかったじゃん、 と今さら思っても仕方ない。 個人的には、リヴァプールの左ウィング、リーセと ミランの右サイドバック、カフーのマッチアップがポイントになると思っている。 それとカカーに仕事をさせないことだ。 でも、ミランは強いよなぁ…。
by masashi10034
| 2005-05-25 10:35
| Football
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