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ん?生えてない。生えてないですよ。
ま、生えてからだろうな、うん。 今コンディションがいいんですよ、おれは。 本格的に暖かくなってきた今日この頃。 最近、食した野菜や果物の種を植えてみる、というのがマイブームである。 先日は八朔の種を植えてみた。 ハッキリ言って八朔など「マンションで植えてどうする!?」という類の植物だ。 なぜなら、でっかい木になるのだから。 と思いながらも土が乾かないように水をやり続け、 芽が出てくることを心待ちにしているのである。 だが先日、朝起きたらその八朔が何といきなり1.5m(!)程に伸びていたのだ。 …という夢を見た。 その夢を見、目が覚めたときの何とも言えない戸惑いと安堵感といったらなかった。 何せ、いきなり1.5mである。 いくら植物の発育に激しい悦びを感じる自分でも、 いきなりの1.5mは受け入れることが出来なかった…。 それは“Mr.バックドロップ”後藤達俊が 突然スキンヘッドにしてきた時のインパクトに似ていた。 しかし、心の片方の奥底にどうしようもない悦びがあったことは疑いようもなかった。 目が覚めて少し経ってから、じんわりと自分の心を支配したのは ほのかな“さみしさ”だったからである。 戸惑い、悦び、安堵、さみしさ…。 たかが八朔の種で、新米園芸家の心はぐるんぐるん揺れ動くのだ。 ↑こいつが妄想の元凶。 1.5mどころか、実際はうんともすんともまったく変化ナシ。 たぶん、これを生えさせたら大したモンですよ。
by masashi10034
| 2007-04-13 13:05
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